02/ | 24 | フライホイールバッテ... | |
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フライホイールバッテリーとは、 高速で回転するジャイロを搭載し、回転でエネルギーを保持しておくものである。 燃料電池が騒がれる前は、自動車に搭載などして蓄電池の代わりとして 実験されてた記憶があるのだが、最近はとんと聞かない。 今どんな分野で使われているか調べてみたら、UPSでフライホール式 が多く使われてるようだ。 http://www.nipponflywheel.jp/ フライホイールの場合、鉛や化学物質などの廃棄物が出る恐れがないので 寿命の短い製品には重宝されると思う、あとエネルギーの変換ロスと、 変換装置が簡単になるのも魅力だ。 カーボン技術の発達により速く回転できる(多くエネルギーを蓄積できる) ものや小型のものが出てきているので、バッテリーでは条件が合わない 極寒冷地や極高温地など条件の厳しいところで使われるものだと思う。 もちろん宇宙も。 |
そんなもの植物からじゃないかとすぐに答えが返ってきそうだが、 森林が大量の酸素を供給してるのかといえば、 実はそうではないという研究者も居たりして、 「実は、はっきりとは分かっていない」 ある研究者は森林の木が枯れ、腐るとき大量の酸素が消費されるので、 相殺されてしまい、森林は酸素を作り出してはいるが貢献度が低いのでは? と提唱している。 (だからといって森林の役目は酸素を供給するだけではないので、森林保護が必要ないとかいう話ではないです、念のため) 植物が生物に食べられてしまうと、でんぷんとして蓄えられた炭素が また酸素と結合してしまうので、確かにプラマイゼロになる。 実際、アマゾンの森林は年間10%失われているが、 空気中の酸素が10%づつ減少しているという話は聞いたことがない。 ではどこからという話になる。ここで太古の地球に振り返ってみると ストロマトライトというシアノバクテリアが地球に大量の酸素を作り上げたという。 このシアノバクテリア、今ではいろんな種類が存在するのだが、 単位面積あたりの酸素生成量が植物よりもはるかに多く、 地球のそこらじゅうに存在している。 そう、あの地面に沸いて出てくるワカメのようなヤツである。 酸素の大部分はこいつが作っているのではないか? という諸説もあり、実に興味深い。 |
先日、パリダカで、てんぷらの廃油から精製した燃料を使って 走った車が完走を果たした。 http://www.biodieselchallenge.com/ この燃料はバイオディーゼル・フユーエル(BDF)というもので、 植物性の油ならば大抵のものはBDFとして利用できる。 植物を栽培する過程でCO2を削減でき、 車のディーゼルエンジンなら無改造で使用できるなど 環境にやさしく、導入が容易なので、 次世代のエコ燃料として注目されているものである。 ただしBDF自体、森林を伐採してまでパーム油を作るなどしたら 本末転倒なので、地域の廃油活用ネットワークなど、社会自体が 協力してやっと普及するものであると思う。 |
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